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2011年2月

2011年2月22日 (火)

平和ってなんだろう

数日前、店のスタッフの男子にこう言われた。

「すみません、『あなたにとっての平和』をここに書いてください」

で、スケッチブックを渡された。
彼は某大学の3年生。
こういう課題を学校から出されたらしい。
僕は「いいよ」と軽く言ったが、
いざ、書こうとしたら、

何を書いていいか、わからなかった。

迷ってしまった。

何を書いても、ウソっぽくなるし、

一言では、書けなかった。

一枚のキャンバスでは書けなかった。

僕は、「ごめん、明日でいいかな」
と、スケッチブックを彼に返した。


僕は一晩考えた。

ウソ、5分だけ考えた(笑)


翌日、彼に会って、スケッチブックを受け取って、


大きく「○」書いた。


彼は僕に聞いてきた。
「これ、何と解釈すればいいんですか?」
僕は答えた。
「君の思ったことでいいよ」

「平和」ってあまりに広義すぎて一言じゃあ表せない。
ただ、どんな意味でも、
「幸せな気持ち」が入っていればいいんじゃないかな。

「○」は、

「ゼロ」でも
「円」でも
「縁」でも
「輪」でも
「サークル」でも
「国家」でも
「OK!」でも
「WIN」でも
「勝利」でも
「白」でも

何でもいいんだ。


あなたと僕が幸せである意味のものならば。


もちろん、きれい事では「平和」を手にすることは出来ない。
多くの「血」が流れた上に、今の僕らの平和はあるのも歴史の事実。


△■×◎…▼※…○…


あれ、今、僕らは「平和」かな?


「平穏」ではあるかも知れないが、
気がつかないだけで、
ちょっと首を振って見渡せば、
世界では、悲しい出来事が起こっているんじゃないか。


自分の周囲5mだけ「幸せ感」があればいいのか。

それって平和じゃない気がする。

きれい事にしか聞こえないかもしれないが。

ぼくにとっては「○」は、


………これは言わない。


ソ連崩壊前夜、モスクワでメタリカのライブが開催された。

この映像は、
ロックの持つエナジーと、
民衆の持つエナジーとが、
一つになって、化学反応し、拡散してゆく様です。
ロックファンと、民衆と、軍と、警察とがグチャグチャんなって、
会場を軍のヘリが飛び回って、
モスクワで星条旗が振られまくって……

http://www.youtube.com/watch?v=1QP-SIW6iKY


「我々は何かを変えられるんだ」という可能性を感じない?!

コレ見て、上がらなければ、

男の子じゃないぜ!!!


「僕らに出来ることって、なんだろう!?」


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2011年2月16日 (水)

こわしてしまうのは、一瞬で出来るから

今日でお店を2日、休んでいます。
急な発熱で休んでいます。

こんな時、信頼できるスタッフがいてくれること、感謝です。
「任す」「任される」ってとても大切な事です。

「信頼」について、

僕には忘れられない出来事がある。


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それは高校2年の12月のことだった。

僕の母校はサッカー名門校と言われていた。
全国大会出場は最低限の「義務」だった。
しかし高2の冬は県の決勝で宿敵・武南に県大会決勝でPKで負けてしまった。(この時、武南は全国優勝した)
早々と新体制がスタートした我が校サッカー部。
12月のある日、名門・帝京高校と練習試合をすることになった。

帝京もご存じのようにサッカー超名門校。
が、お互いライバル心があるがゆえ、練習試合はめったにやらない。
その帝京と久々の試合。相手は選手権出場校メンバー。
気合いも入るわけです。
僕はこの頃やっとどうにか監督やコーチの信頼を得てきた頃。
まだまだもっともっとそれに答えなければいけない重要な時期だった。

試合の前日。
大雨が降っていた。
我が母校のグランドは水捌けが悪くて有名だった。
なので皆、「明日は試合なしだな」と言っていた。
僕もそう思っていた。
そんな時、友人のS君が「麻雀やろうぜ!」と誘ってきた。
僕はいつもは断っていたが、
「人数足りないんだ」
「この雨じゃ明日サッカー部休みだろ?」
と口説かれ、ついつい麻雀をしてしまった。

朝まで麻雀やってS君宅を出ようとしたら外はナント晴天!!
恐る恐る実家に電話したら「中止の連絡はないわよ」と母。
そのまま寝ずに学校に行きグランドを見たら、、、
1年生が綺麗に整備している。
全然、練習試合が出来るジャン!

その日、僕は右サイドバックで先発を言い渡される。
アップの時から目の前が暗くなっている。
睡眠不足と後悔の念とで酸素が頭に行っていない。
そんな状態で、名門・帝京の左ウイングを押さえられるわけがない。

試合開始早々、

足がふらついて、

気持ちが悪くなって、

自分が情けなくて、

僕は前半5分で交代させられる。

たった5分で?

そのくらい酷かった。


その後3ヶ月、僕は1軍の試合には出られなかった。


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僕はあの時、監督、コーチ、仲間の信頼を裏切ってしまった。
自ら裏切ってしまった。
軽い気持ちでやった徹マン。
そんな気持ちでやっていたサッカー?

信頼を得るのはとても大変なことだ。
しかし、壊すのは一瞬。

あの頃の僕はサッカー部の仲間から信頼されていなかったと思う。
チームが窮地に陥った時、
あいつに任せられるか、
あいつなら必ず守ってくれるか、
あいつなら必ずやってくれるか、
そう思われてはいなかったと思う。

それを取り戻したくて、その時の夢を時々見る。
取り戻せないのはわかっているが、
でも、取り戻したい人生唯一の、


後悔。


あの時の事は鮮明に覚えている。
死ぬまで忘れないだろう。


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今夜も僕の友人が店に来ているらしい。
いつもなら何があっても馳せ参じるが、
ここはスタッフに任せよう。
僕は彼らスタッフを信頼している。


そして僕はもっともっと、


信頼されるようにならなければいけない。
答えなければいけない。

その絆が、今、一番、必要なんだ。

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2011年2月10日 (木)

iPodのプレイリストは人に知られたくないが好きな曲達は人に知って欲しい

冬の晴れた日に外出しながらipodtouchを聴くの、いいね。

【2月の冬の晴れた日に人混みで聴きたい曲達Ver.A】

エイリアンズ キリンジ
黄昏サラウンド リップ・スライム
街路樹 山口晶
東京 くるり
慕情 サザンオールスターズ
黄金の月 スガシカオ
Spiritual Pop 浅田祐介
ROCKSTEADY ストレイテナー
アイスクリーム wash?
ハーメルン レピッシュ
ファウル 上田現
僕の思いは目的もなく月に刺さる 上田現
SOMEDAY 佐野元春
木枯らしに抱かれて 小泉今日子
歌うたいのバラッド(弾き語りライブVer.)斉藤和義
最後の夜汽車 甲斐バンド
傘がない(弾き語りパッションVer.) 井上陽水
悲しい色やね 上田正樹
thousand knives(live 2001_1_09 in seoul)RYUICHI SAKAMOTO
いい日旅立ち 山口百恵
誓いの空 CANNABIS
雪の華 中島美嘉
翳りゆく部屋 椎名林檎
ファイト! 中島みゆき
Forget-Me-Not 槇原敬之


今夜、店でこれかけます。
夜分深夜に。

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2011年2月 1日 (火)

大丈夫マイフレンド

暫くぶりの日記です。

ロックは「衝動」。
日記を書かなかったのは書くべき衝動がなかったから。
ちょっと寂しい日常だった(笑)

今日はその衝動があったので書きます。
こんなマイペースな日記ですみません。


1月29日(土)、仕事を抜けて下北沢club251に行った。
wash?というバンドのワンマンを観に行った。

wash?は奥村大と南波政人からなるバンド。
紆余曲折あって二人になっちゃった。
数年前まで僕はこのバンドに携わっていた。
一緒に全国廻っていた時期があった。

1年ぶりのワンマンライブ。
会場には愛に溢れたファン、仲間が多数駆けつけている。
僕は会場奥のDJブースの前といういつもの定位置に陣取り、開演を待つ。

照明が落ち、メンバーが入ってきて、ライブが始まる。
河崎(Ba)と杉山(Dr)という新しいメンバーをしたがえた初めてのライブ。
僕は少々緊張している。

ああそうか、つまり今日のワンマンはこの1年の「集大成」じゃなく、
ここから「始まり」なんだな。
このおっさんバンドは。

ライブが始まる。
最初はバンドの醸し出す音に対して多少の違和感がまとわりついていた。
そりゃあそうだ、何回も何回も観たwash?とは全く違うバンドだったから。

人の思い出とは無責任なものである。
過去を美化してしまうから、過去が主軸になるから。
バンドが変化した場合、過去と照らし合わせてそのギャップを埋めるのには多少の力が必要。
それが大好きだったものなら尚更、だ。

ただ、曲が進む毎にその新しいwash?が僕に突き刺さる瞬間が徐々に増えてきた。


僕はこのバンドが好きだ。
友達がやっているからじゃあない。
昔、スタッフとして付き合っていたからじゃない。
奥村と南波の「熱」が大好きなんだ。


ロックとは「衝動」だと思う。
心かきむしられる理由無き「衝動」だ。
小学校5年の頃、ベイシティローラーズを聴いていたガキが、
ストーンズ、キッス、エアロスミス、クイーン、パープル、
そしてレッド・ツェッペリンを聴いた時の理由無き「衝動」

奥村と南波の「熱」にはその「衝動」に近いものを感じるんだ。

人間、歳を重ねてくると心がなかなか動かなくなる。
昔はライブで拳を掲げていても、今はじゃあ拍手すら恥ずかしくて、なんて人、多いんじゃないかな。
いろいろ経験して、「まあそうだな」とか「お前のことわかるよ」とか許容範囲が拡がってしまって、「落ち着けよ」とか「恥ずかしいから」とか「大人げない」とか「周りを気にする」とか、そういうこと覚えちゃうもんなあ。

僕も実際そうだけど、
でも、ロックに対する「熱」だけは冷めていない気がする。
いや、ロックそのものが僕の「熱」なのかもしれない。

だから、その「熱」をおっさん(僕より若いが)のくせに充分過ぎるくらい所有している奥村と南波を観に行ってしまうのだ。あいつらは変わっていない。変わることを拒否している。拒絶している。変わるかも知れない自分を踏ん張って堪えている。崖っぷちかもしれないのに格好つけて「熱」を所有している日本でも有数のエエカッコシイなんだ。いい歳してエエカッコシイなんて最高じゃないか。いい歳してヤセガマンなんて最高じゃないか。いい歳してギターかき鳴らして叫んで汗飛ばしまくって泣いて笑って……

そして今でも本気で「売れたい」と強く思っている。

いい歳して本気なんだよ、あいつら。

だから僕も負けまいとして、
あいつらの「熱」を感じるために、
あいつらを観に行ってしまうんだ。

奥村はMCで「この4人でwash?、やっていきます」と言った。
彼らの「熱」はこれからも続く。

ライブの最後は、「ナナイロ」「僕の思いは目的もなく月に刺さる」「loser」の3曲。
新生wash?は最後の3曲で生まれ変わった気がした。
僕が大好きなこの3曲。
以前のwash?とは全く違った曲の解釈だったが、僕には自然と入ってきた。
特に「ナナイロ」は今までの演奏で一番格好良かった。
ノスタルジックな感情と未来への希望がきっちり重なって泣けた。
まだまだwash?を観られるんだな。

ありがとう、だい、なんちゃん。
そしてしんたろう、かわちゃん、
すぎやまくん、これからヨロシク!

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