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2011年7月

2011年7月26日 (火)

ありがとう

今、部屋で少々懐かしい邦楽曲達をipodで聴いています。

先日、47歳の誕生日を迎えました。
とても多くに方に祝っていただきました。
祝いの言葉をいただきました。
今はその感慨に浸って、思い出しながら、この文章を記しています。

思えばアルバイトでCBSソニーの宣伝部で働き出したのが21歳の時。
それから42歳まで音楽業界でお世話になりました。
その間に経験した事、見聞きしたこと、
知り合った方々、訪れた街、街、街、
今以て私の財産です。
何事にも代え難い財産。
あらためて、感謝いたします。

昨年、友人がオーナーを務める現店に来てから、
私のテーマは「再会」でした。
本当に有り得ないくらいの再会に直面し、
最初は困惑し、自分の人生に疑心暗鬼になるほどの素敵な出会いの多さに戸惑いました。

過去を振り返るのはあまり好きではありませんが、20年以上、音楽業界で我が儘勝手に生きてきたこんな私の事を覚えてくださって、かつ、会いに来てくださって、昔話を語り合ってくださって、「ああ、人生って悪くないなあ」と心の底から思えたものでした。
訳あって業界を離れましたが、何か、報われた想いに胸がいっぱいになりました。

そんな私が、本当にお世話になった恩師、いや、「オヤジ」がいます。
仮にY社のG社長としておきます。

私はG社長のおかげで今ここに生きていられると思っています。
そしてまだ何も恩返しが出来ていません。
恩返しが出来る状況にまだ私がまだなっていないのでごめんなさいなのですが、必ず僕が生あるうちに恩返しをさせていただこうといつ何時も思っております。

そのG社長の言葉で、
今も忘れられない言葉があります。
そして、その言葉は私の「Word of LIFE」でもあります。

今から9年前、私の仕事仲間が亡くなりました。
亡くなった彼のお通夜、そして葬儀も粛々と進行し、我々は火葬場に向かいました。
お骨になるまで我々は食事と献杯をいたしました。
献杯の発声はG社長です。
社長はこう言いました。
泣きながら、泣きじゃくりながら、こう言いました。

「人生とはハートブレイクの連続です」

人生とはいったい何でしょう?
あまりにも大きく、あまりにも抽象的で、拡大解釈出来すぎる言葉なので返答に困る質問ですよね。

でも私は即答します。

「人生とはハートブレイクの連続」です。

G社長は業界関係者で知らない人がいないほどの方です。
今から40年ほど前から業界の最前線で活躍されていて、
時代を作り、時代に名を残している方です。
その大層な方が、そう言うのです。

そして非常に僭越ですが、私のようなごくごく一般的な人生を送っている私もそう思います。

この言葉の解釈には先があります。

「人生とはハートブレイクの連続」です。
が、それでも明日はやってきます。平等にやってきます。
そこからは逃れられません。
何が起ころうとも、やってくる明日に向かって進まなければいけません。
その尺度は1mmかも知れません。
三段跳びで数mかも知れません。
どんな尺度でもいいから、進むのです。
この先、ハートブレイクが連続してやってくるとわかっているのに我々は進むしかないのです。

では、ハートブレイクに向かっているのに、それが素晴らしい人生なのか?

その答えはわかりません。
いや、敢えて私は答えを出しません。
素晴らしかったかどうかは、最後に考えましょう。

今は、

ハートブレイクの連続だけど、
その合間に時々起こる「幸せ」を感じる為に、
もがいていこうと思っています。

3日後、9年前に他界した仲間の命日がやってきます。
彼は、もう「ハートブレイク」すら感じられないのですね。

だから、生ある僕らは「ハートブレイク」から何かを学び、
いや、たとえ学べなくとも、
必ずやってくる明日に向かって走るしかないんですね。

47年間、ハートブレイクの連続だった人生ですが、
その中で出会えた全ての方々に最大の感謝を。
あなた方に出会えたから、
まだまだ、何とかやっていけそうです。

そして、いっぱい迷惑かけてごめんね。
こんな私でごめんなさい。

これからも、図々しく、よろしくお願いいたします。

本当にありがとう。

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2011年7月22日 (金)

支援と応援

サッカー日本女子代表、
通称「なでしこジャパン」のワールドカップ優勝。
長い間、日本サッカーをみてきた僕にとってはとても感慨深く、そして、奇跡とも言える快挙に驚きと感動をしている。
本当におめでとう。そしてありがとう。


僕はこの「事件」に際して思うところがあった。
実は沢山沢山、思うところがあったのだが、ここでは1点だけ述べる。

「応援と支援」に関して、です。

どちらの言葉も「助け、支える」ことなのだが、
結論から言えば、そして誤解を恐れずにいえば、
僕らは本当に応援していたのだろうか?
そして、
これからは、応援だけではなく支援しなければいけないのではないか?


この快挙を僕らはテレビで見届けた。
深夜、テレビのスイッチを入れればいとも簡単に現地ドイツから送られてくる映像をビール片手に観られ、声高らかに応援できた。

簡単である。そして、安く、そして無責任に。

ん???

これって応援かな?

意地悪な見方をしたら、なでしこジャパンの活躍を観て、
僕ら自身が好き好んで楽しんでいたのである。
お気に入りの映画を観るように。
お笑い芸人のTV番組を観るように。

これって応援かな?

逆に、

僕らが、彼女たちの頑張りに「応援」されていたんじゃないかな?
僕らが、彼女たちの活躍に楽しませてもらったんじゃないかな?

だから、僕はなでしこジャパンに「ありがとう」と言いたい。

さあ、これからだ。
ワールドカップ優勝はしました。
しかし、奇跡的になんです。
彼女たちの実力、経済力、認知力はまだまだ、なのです。
そんな彼女たちに励まされ、楽しませていただき、貰ってばかりのぼくらは、逆に彼女たちを励まし応援し、出来れば支援したくなりません?

そう思ったら、僕らが出来ることは、

・リーグ戦を観に行く。
・代表戦を観に行く。
・グッズを買う。

ことだと思うんです。
もっと組織的な立場の方であれば資金的スポンサードもあるでしょう。
でも個人的立場なら、まず生の試合を観に行きませんか。

僕らは、3.11以降、幸せや平和はただ黙っていては手に出来ないということを多少は感じたはず。
同じく、娯楽や感動をいただいたらそれらに対して具体的にお答えしていく習慣、日本人は持っているはず。

「お返し」の文化、ってやつです。

なでしこジャパンに、僕らは「お返し」するべきでは?

そうすることによって、
日本女子サッカー界の援助支援、復興の手助けになるのです。
あの感動をまた味わいたければ、
その手助けは、僕らの手でできるのです。
女子サッカー、応援しましょうよ。
支援、しましょうよ。

1997年、日本サッカーが初めてワールドカップ出場を決めた夜、当時代表最年少の中田英寿氏は言いました。

「これからはJリーグを応援してください」

ぼくらに出来ること、沢山あります。
僕らがまた感動を貰うために、
勇気を貰うために、
「応援、支援」しませんか。

あ、もちろんこれはサッカーに限った話じゃありません。
何でも、いいんです。
自分が好きなこと、感動したこと、何かを「いただいたこと」に対して、です。

好きなミュージシャンがいればCD買ってDLしてライブに行くよね。
好きな作家がいればその作品買うよね。
映画、観に行くよね。
すべて対価としてお金が動いています。

澤選手は日本の宝。
言い換えれば、作品でありアーティスト。
だから彼女を観たければその対価を僕らは支払うべき。

ちょっと言い過ぎたかな。
まあいいや。

だから僕は、女子サッカーも観に行きます。
お気に入りの熊谷選手はドイツか、遠いな(笑)
9月1日から始まるロンドン五輪最終予選は中国での開催か。
その前に8月21日に壮行試合があるかも知れない。
皆、資金援助、しようよ!

思いっきり楽しませていただいたお礼に。
また今後も楽しませて貰うための支援のために。

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