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2011年9月 1日 (木)

THE END

N.Yのチェルシーホテルが閉館になるらしい。

オーナーが代わるらしく、
恐らく取り壊され、全く別の建物が建てられるらしい。

残念で仕方がない。

このホテルは1883年に、ニューヨーク・マンハッタンのチェルシー地区に建設された。著名な芸術家や音楽家、作家が好んで滞在することで有名。
アンディ・ウォーホルやジャック・ケルアック、ボブ・ディラン、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスなどが出入りし、パティ・スミスとロバート・メイプルソープがここで同棲し、アーサー・C・クラークはこのホテルで『2001年宇宙の旅』を書き上げ、シド・ヴィシャスがナンシーを殺害した等、多くのエピソードに彩られている事から、現在でも世界中から多くのアーティストがこのホテルに住んでいる。

近年ではホテルには一般客も宿泊できるが、過去現在ともに長期滞在者向けとして知られている。

……とまあ、こんなホテルなんだが、清潔でサービスが平均的によい日本の宿泊施設に慣れている方にはオススメできない変わったホテルだった。
エントランスの天上からは変なオブジェがぶら下がっているし、真ん中を突き抜けている螺旋階段は多くの絵画が飾ってあってそれが何の統一性もないしホテル内には床屋があるし(これが長期宿泊客が経営している!)宿泊客もまともなルックスの人がいないし(笑)まあおかしなホテルだった。

でもここには芸術の神様が宿っていた。
そう感じた。
びんびんと。

あそこがなくなるのか。

なんか、つまらないなあ。

世界がつまらない方向に向かっていっているなあ。

(おおげさなかなあ?)

たしか1998年だったと思うが、浅田祐介くんという友人と、仕事で一緒に行ったときのことである。
チェルシーホテルに宿泊している彼をロビーで待ってた時のことだ。
(僕は別のホテルに泊まっていた)
螺旋階段から若い男女が下りてきた。
パンクファッションに身を包んだ彼らはまさに「シド&ナンシー」さながらの格好だ。
そしてジャラジャラ音を立てて歩きながら「シド」の方が床にツバを吐いた。
「ナンシー」はそんな彼の腕にしがみついている。真っ赤なワンピースで腰を振りながら。
だけど、それが妙に微笑ましかった(笑)

そんなのが似合うホテル、なかなかないよね。
(ツバは吐かないよなあ、普通ホテルで)

そして、昨日発覚した新しい事実!

僕が大好きで大好きで仕方がない映画『レオン』で、レオンが映画の最初のほうで住んでいたマンションがなんとこのチェルシーホテルでのロケだったらしい。

そう言えばそんな雰囲気だった!

いつ取り壊されるのかな。

残念で仕方がないなあ。
でもしょうがない。
アメリカも余裕がないんだろうなあ。

ああ、残念だ。

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